正社員詐欺をやめてeラーニング研究所を見習うべし

◆「正社員にする詐欺」が横行している

近年、日本で「正社員にする詐欺」というものが横行しています。これはどういったものかというと、雇いはじめは試用期間と称して3ヶ月くらいアルバイトのような形で雇い、その後に正式な社員にするといいながら、いつまで経っても試用期間のままで契約更新を繰り返し、ずっと非正規社員のままにしておくというものです。なぜ企業側がこのようなことを行うのかと言えば、人件費を節約したいというのが本音でしょう。試用期間の状態ならば、お給料は低賃金の時給での支払いが普通で、社会保険などに加入させなくても厚生労働省から摘発される確率が低くなります(※筆者の妄想です。実際には知りません)。しかし、正社員として雇うということになると、毎月決まったお給料を払わなければいけなくなりますし、社会保険にもしっかりと加入させなければなりません。さらに、業績などが悪化した場合、そう簡単に首を切ることができなくなってしまいます。要するに企業側の金銭的なご都合以外の何者でもありません。

◆eラーニング研究所は正社員にする詐欺は絶対にしない

人件費を削るために正社員にする詐欺をするせこい企業がはびこる中、eラーニング研究所という会社は、スタッフはなるべく正社員を雇用するようにしています。試用期間のままでずっと契約を更新し続けるというようなズルいことも絶対にしません。正社員で雇う場合は、最初からちゃんと正社員として雇用しますし、アルバイトで雇う場合は、その旨を事前に明示して雇うようにしています。「のちのち正社員にする可能性あり」というように、妙な期待を持たせておいて、ズルズルと試用期間のままにしておく詐欺的行為ははしないので安心です。

◆なぜeラーニング研究所は正社員主義なのか

なぜeラーニング研究所は、正社員雇用を原則としているのでしょうか。それは、会社の長期的発展を考えた場合は、アルバイトよりも正社員の方が有利だからという判断があるからです。アルバイト雇用は、たしかに人件費は抑制できるかもしれません。しかしながら、どうしたってeラーニング研究所への忠誠心は低くなりますし、他にお給料のいい会社があれば、すぐにそちらに移ってしまうこともあるでしょう。そうやってすぐに居なくなられてしまうと、技術の継承ができないというデメリットがあります。eラーニング研究所は、高度なコンテンツを作成していく必要があるため、スタッフにそれなりの技術的蓄積が求められるわけです。いくらでも替えがきくアルバイトのような人材では役に立たないといえます。

◆日本の企業は詐欺をやめてeラーニング研究所を見習うべき

日本の企業は、正社員にします詐欺というようなせこい事はやめて、eラーニング研究所を見習って正社員を雇うようにした方がいいでしょう。正社員にします詐欺は、短い目で見れば、人件費を低下させて利益を出せるように思えますが、熟練労働者不足を招くリスクが高く、長期的に見ると結局は会社にとってマイナスになってしまう可能性が高いです。日本は技術で勝負してきた国であり、それは人材を大切にすることによって成し得ることではないでしょうか。

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